この記事では、インボイス登録番号の設定について説明します。
ここで入力する情報は請求書やその他書類に表示されます。
対象ページ
インボイス制度(適格請求書等保存方式)とは
インボイス制度(適格請求書等保存方式)における登録番号は、日本の消費税に関する新しい制度において、事業者が適格請求書(インボイス)を発行するために必要な識別番号です。この制度は、取引の透明性を高め、消費税の適正な課税・控除を実現することを目的としています。
登録番号の特徴
- 構成: 登録番号は「T + 数字(13桁程度)」で構成されます。
例:T1234567890123
- 発行者: 国税庁が適格請求書発行事業者として登録を受けた事業者に対して発行します。
- 公開情報: 登録番号は、国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」で確認できます。これにより、取引先が適格請求書発行事業者であることを確認できます。
登録番号の必要性
- 事業者が仕入税額控除を適用するためには、適格請求書(インボイス)が必要です。
- 適格請求書には、発行事業者の登録番号が必ず記載されていなければなりません。
登録番号の取得方法
- 登録申請書の提出: 適格請求書発行事業者として登録を希望する事業者は、税務署に「適格請求書発行事業者の登録申請書」を提出します。
- 審査・登録: 税務署が審査を行い、適格請求書発行事業者として登録されると、登録番号が発行されます。
- 登録完了の通知: 登録番号は、事業者に通知されるとともに、国税庁の公表サイトに掲載されます。
詳しくは 国税庁のサイト をご覧ください
PASELLYでのインボイス登録番号の設定方法は?
インボイスの設定のページから設定が可能です。
このページへはサイドバーの各種設定からアクセスすることも可能ですが、書類作成のページの右サイドバーからアクセスすることも可能です。
税率計算
税率計算を、1行ごとに計算するか税率ごとの合計値に対して計算するか設定することができます。
「各行で行う」設定にすると端数処理も各行で行われ、「全体で行う」設定にすると端数処理も全体で行われます。
適格請求書を発行する場合
適格請求書を発行する場合、税率設定は「全体で行う」を設定してください。