英語の見積書の項目名一覧 – 日英対訳と記載例

英語の見積書の項目名一覧 アイキャッチ

英語の見積書を作成するとき、「この項目は英語で何と書けばいいの?」と迷うことはありませんか?

この記事では、英語の見積書(Quotation)に登場する項目名をヘッダー・明細・合計・備考の4つのパートに分けて、日英対訳付きで一覧にまとめました。よく使われる略語や、実際のテンプレートで使われている表記も紹介しています。

英語の見積書の構成 - ヘッダー・明細・合計・備考の4パート

英語の見積書は4つのパートで構成される

英語の見積書は、大きく次の4つのパートで構成されています。

  1. ヘッダー — 見積番号、発行日、宛先など書類の基本情報
  2. 明細 — 商品・サービスの内訳(品名、数量、単価、金額)
  3. 合計 — 小計、消費税、合計金額
  4. 備考 — 支払条件、備考、連絡先など

以下、パートごとに項目名の日英対訳を紹介します。必要なパートから読んでいただいてOKです。

ヘッダー項目の英語表記

対訳一覧

日本語英語説明
見積書Quotation書類タイトル
見積番号Quotation No.管理用の通し番号(例:Q-2026-001)
発行日Issue Date見積書を発行した日付
有効期限Expiry Date / Valid Until見積もりの有効期限
発行元Issuer / From自社の情報
宛先Recipient / Bill To / To取引先の情報

表記の使い分け

Expiry Date と Valid Until
どちらも有効期限を意味しますが、Expiry Dateは「期限日」を一語で表し、Valid Untilは「〜まで有効」という意味です。どちらを使っても問題ありません。

Recipient と Bill To
Recipientは「受取人」、Bill Toは「請求先」です。見積書ではどちらも使われますが、請求書(Invoice)と統一したい場合はBill Toがよく使われます。

記載例

項目記載例
Quotation No.Q-2026-0511
Issue Date11 May 2026
Expiry DateJune 10, 2026
IssuerABC Corporation
1-2-3 Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo 150-0002, Japan
RecipientXYZ Inc.
123 Main Street, New York, NY 10001, USA
日付のフォーマットはアメリカ式(MM/DD/YYYY)とイギリス式(DD/MM/YYYY)で異なります。混乱を避けるなら「11 May 2026」のように月を英語で書く形式が安全です。

明細項目の英語表記

対訳一覧

日本語英語説明
項目 / 品名Item / Description商品名やサービスの内容
数量Qty(Quantity)個数や数量
単位Unit個(pcs)、時間(hrs)、式(lot)など
単価Unit Price1単位あたりの価格
金額Amount数量×単価の金額
値引きDiscount値引き額または割引率

DescriptionとItemの違い

Itemは商品名やサービス名を短く記載する場合に使います。Descriptionは商品の仕様や条件を含めた詳しい説明を書く場合に使います。

海外取引では、内容を具体的に書くことが重要なため、Descriptionを使うケースが多いです。

単位の表記

日本語英語用途
個pcs(pieces)物品の個数
時間hrs(hours)コンサルティング等の時間単位
式lot / set一式まとめての場合
〜あたりea.(each)1個あたりの単価表記
月mo(month)月額サービス

記載例

DescriptionQtyUnitUnit PriceAmount
Website Design – Top page + 5 sub pages, responsive1lotUSD 3,000.00USD 3,000.00
Translation Service – Japanese to English10,000wordsUSD 0.10USD 1,000.00
Online Consulting2hrsUSD 150.00USD 300.00

合計項目の英語表記

対訳一覧

日本語英語説明
小計Subtotal税抜きの合計
消費税Tax日本の消費税
内税(Tax Included)税込み金額であることを示す
税抜(Tax Excluded)税抜き金額であることを示す
送料Shipping / Freight配送費用
源泉徴収Withholding Tax源泉徴収額
合計Total全項目の合計
合計金額Total Amount / Grand Total最終的な合計金額

TotalとGrand Totalの使い分け

Totalはセクションごとの合計にも使われることがあります。一方、Grand Totalは見積書全体の最終合計金額を明確に指します。

混乱を避けたい場合はTotal AmountまたはGrand Totalを使うのがおすすめです。

通貨表記の注意点

金額には必ず通貨を明記しましょう。

  • 日本円:JPY 100,000(推奨)/ ¥100,000
  • 米ドル:USD 1,000.00 / $1,000.00
  • ユーロ:EUR 1,000.00 / €1,000.00
¥の表記に注意

海外取引では、¥記号は日本円(JPY)と中国元(CNY)のどちらにも使われます。混同を避けるために、通貨コード(JPY)で明記するのがおすすめです。

備考・条件項目の英語表記

対訳一覧

日本語英語説明
備考Note / Remarks補足事項や特記事項
お支払条件Payment Terms支払い方法・期限の条件
取引条件Terms and Conditionsキャンセルポリシーや免責事項
連絡先Contact担当者の連絡先
振込先Bank Account振込先の銀行口座情報

Payment Termsの代表的な表現

英語意味
Net 30請求日から30日以内に支払い
Due on Receipt受領後すぐに支払い
T/T(Telegraphic Transfer)電信送金
50% advance, 50% upon completion着手時50%、完了時50%

支払条件の詳しい解説は「支払条件の英語表現まとめ」をご覧ください。

よく使われる略語一覧

英語の見積書では、スペースの節約のために略語がよく使われます。

略語正式名称日本語
QtyQuantity数量
AmtAmount金額
DescDescription品名・説明
No.Number番号
ea.each〜あたり / 個
pcspieces個
hrshours時間
momonth月
Est.Estimate見積もり / 概算
Ref.Reference参照番号
Attn.Attention〜宛
TBDTo Be Determined未定
略語を使う?使わない?
初めての取引先や、英語に不慣れな相手には正式名称を使いましょう。継続的な取引先であれば、Qtyなどの一般的な略語は問題ありません。

PASELLYで英語の見積書を作成する

ここまで紹介した項目名を一つ一つ英語に置き換えるのは手間がかかります。

PASELLYなら、PDFの言語を切り替えるだけで、見積書の項目名が自動で英語になります。項目名の英語表記を調べて置き換える必要はなく、日本語で見積書を作成するのと同じ感覚で英語の見積書を作成できます。

PASELLYの英語見積書で実際に使われている項目名はこちらです。

項目PASELLYでの英語表記
書類タイトルQuotation
発行日Issue Date
有効期限Expiry Date
発行元Issuer
宛先Recipient
項目Item
数量Qty
単位Unit
単価Unit Price
金額Amount
小計Subtotal
消費税Tax
合計金額Total Amount
備考Note
お支払条件Payment Terms
連絡先Contact
振込先Bank Account

英語だけでなく、韓国語・中国語にも対応しています。

英語の見積書テンプレートを見てみる → PASELLYの英語見積書テンプレート

まとめ

英語の見積書で使われる項目名を、4つのパートに分けて紹介しました。

  • ヘッダー:Quotation No., Issue Date, Expiry Date, Issuer, Recipient
  • 明細:Item / Description, Qty, Unit, Unit Price, Amount
  • 合計:Subtotal, Tax, Total Amount / Grand Total
  • 備考:Note, Payment Terms, Terms and Conditions, Bank Account

項目名を正しく英語で記載すれば、海外の取引先にも伝わる見積書を作成できます。

金額の英語表記 変換ツール
数字を入力すると英語の金額表記(Amount in Words)に自動変換できます。請求書・見積書・領収書の記載にご活用ください。
金額を英語表記に変換する →

英語の見積書を作成するときに迷いやすいポイント

見積書のタイトルには「Quotation」と「Estimate」がありますが、確定価格を提示する場面ではQuotationを使うのが一般的です。Estimateは概算段階で使います。日本語の「見積書」はほとんどの場合Quotationに該当します。

日付のフォーマットにも注意が必要です。アメリカ式(MM/DD/YYYY)とイギリス式(DD/MM/YYYY)では月と日の順番が逆になるため、「11 May 2026」のように月を英語で書く形式にすると誤解を防げます。

通貨の表記も見落としがちなポイントです。¥記号は日本円(JPY)と中国元(CNY)の両方で使われるため、海外向けの見積書ではJPYのように通貨コードで明記するのがおすすめです。

略語については、初めての取引先には正式名称(Quantity, Amountなど)を使い、継続的な取引先であればQtyやAmtなどの一般的な略語を使っても問題ありません。