過去の類似書類検索でできること
各書類(見積書、請求書、納品書、発注書、領収書)の編集画面で、過去に作成した類似する書類のリストを表示できます。リストから選択した書類の明細行を、編集中の書類にそのまま反映させることが可能です。
たとえば、同じ取引先に毎月請求書を発行している場合、前月の請求書を検索して明細行をコピーすれば、品目や単価を一から入力し直す手間を省けます。

類似書類の検索ロジック
類似書類は、編集中の書類の件名と取引先名をもとに検索されます。以下の優先順で最大20件が表示されます。
| 優先度 | マッチ条件 | 具体例 |
|---|---|---|
| 1(最優先) | 件名 + 取引先名の両方が一致 | 件名「Webサイト制作」かつ取引先「○○株式会社」 |
| 2 | 件名のみ一致 | 件名「Webサイト制作」を含む他の取引先の書類 |
| 3 | 取引先名のみ一致 | 同じ取引先「○○株式会社」の別件名の書類 |
検索は部分一致で行われるため、件名が完全に同じでなくても、一部が一致していれば候補に表示されます。結果は新しい書類が上に表示されます。
操作方法
1. 「過去の類似書類を表示」ボタンを押す
書類の編集画面で、取引先名の右にある「過去の類似書類を表示」ボタンを押します。

2. 類似書類を確認・選択する
類似する書類のリストが表示されます。各書類に対して、以下の3つの操作が可能です。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| この書類を見る | 類似書類のプレビューを表示します。内容を確認してからコピーしたい場合に便利です。 |
| この書類に移動 | 類似書類の編集画面を新しいタブで開きます。元の書類の内容を確認・修正したい場合に使います。 |
| この書類の内容から入力 | 選択した類似書類の明細行を、現在編集中の書類に反映します。 |

反映される項目・反映されない項目
「この書類の内容から入力」を選択すると、明細行の内容のみが反映されます。書類全体がコピーされるわけではありません。
反映される項目(明細行)
- 項目名
- 説明
- 数量
- 単位
- 金額
- 原価
- 税区分(消費税10%、軽減8%、非課税など)
- 行の種別(通常行、テキスト行、階層タイトル)
反映されない項目
以下の項目は反映されないため、必要に応じて手動で入力してください。
- 件名(タイトル)
- 取引先情報(取引先名、担当者名など)
- 発行日・支払期限・納期などの日付
- 備考コメント
- 振込先情報
活用シーン
毎月の定期請求
同じ取引先に毎月同じ内容で請求書を発行する場合、前月の請求書から明細行をコピーすれば、品目・金額の入力を省略できます。日付や請求番号は自動で新しい値になるため、明細行だけを効率的に再利用できます。
見積書から請求書への転記
見積書の明細行を請求書にコピーしたい場合にも活用できます。同じ件名・取引先名であれば、書類種別を問わず類似書類として表示されます。
類似案件の流用
過去に似たプロジェクトで作成した書類を検索し、明細行をベースに新しい書類を作成できます。部分一致で検索されるため、完全に同じ件名でなくても候補に表示されます。
対応書類
類似書類の検索は、以下の5種類の書類で利用できます。
- 見積書
- 請求書
- 発注書
- 納品書
- 領収書
書類種別をまたいだ検索も可能です。たとえば、請求書の編集画面から過去の見積書を検索し、その明細行を反映させることができます。


