InvoiceとBillとReceiptの違い — 英語の請求書・領収書の用語を整理

英語で「請求書」と言いたいとき、Invoice、Bill、Statementなど複数の単語があります。どれを使えば正しいのでしょうか?

結論から言うと、ビジネスの書類として発行する「請求書」は Invoice を使います。ただし、BillやStatementにもそれぞれ使いどころがあり、取引先との会話で混乱しないためには違いを知っておく必要があります。

この記事では、請求書・領収書に関する英語の用語を整理します。

一覧比較表

用語日本語発行する側主な用途
Invoice請求書売り手 → 買い手正式な支払い請求。BtoB取引の標準
Bill請求書・勘定書サービス提供者 → 利用者レストラン、ホテル、公共料金など日常的な支払い
Receipt領収書売り手 → 買い手支払い完了の証明
Statement取引明細書売り手 → 買い手一定期間の取引・入金・残高の一覧
Credit Note返金通知書売り手 → 買い手請求の取り消し・返金
Debit Note追加請求書売り手 → 買い手追加費用の請求
Proforma Invoice仮送り状売り手 → 買い手輸入通関や事前確認用の仮請求書

取引の流れと書類の関係

Invoice・Bill・Receipt・Statement・Credit Noteの関係 — 取引の流れに沿った書類フロー

InvoiceとBillの違い

最も混同されやすい2つです。

InvoiceBill
フォーマル度高い(正式な書類)低い(日常的)
使われる場面BtoB取引、業務委託、国際取引レストラン、ホテル、電気・ガス
記載内容明細、単価、数量、支払条件、銀行情報合計金額が中心
支払いタイミング後払い(Net 30等)その場または短期
書類番号あり(Invoice No.)ないことが多い

実務でのポイント: 海外の取引先に請求書を送る場合は、常に Invoice を使います。「Could you send me a bill?」と言われても、送る書類のタイトルは「Invoice」にしてください。Billは口語的な表現で、実際の書類名として使うのはカジュアルすぎます。

よくある場面

“Can I have the bill, please?” — レストランで勘定書を頼む
“We will send you an invoice after delivery.” — 納品後に請求書を送る
“Did you receive our bill for last month’s electricity?” — 先月の電気代の請求書

InvoiceとReceiptの違い

InvoiceReceipt
発行タイミング支払い前(支払いを求める書類)支払い後(支払いの証明)
目的「これを支払ってください」「支払いを受け取りました」
金額の意味支払うべき金額(Amount Due)支払い済みの金額(Amount Paid)

実務でのポイント: 取引先から「Receipt(領収書)を送ってほしい」と言われた場合は、入金確認後に発行します。Invoice(請求書)を送る段階で Receipt と呼ぶのは誤りです。

PASELLYでの対応

PASELLYでは「領収書」テンプレートを使って Receipt を発行できます。PDFの言語を英語に切り替えれば、項目名が自動で英語に変わります。

InvoiceとStatementの違い

InvoiceStatement
対象1回の取引一定期間のすべての取引
内容個別の明細・金額請求・入金・残高の一覧
目的支払いを求める取引履歴と残高の確認

実務でのポイント: 継続取引のある取引先から「Could you send us a statement?」と言われた場合は、過去の請求・入金履歴をまとめた一覧表を送ります。個別のInvoiceとは異なる書類です。

InvoiceとProforma Invoiceの違い

InvoiceProforma Invoice
法的拘束力あり(支払い義務が発生)なし(仮の書類)
用途正式な請求輸入通関、事前の金額確認、社内稟議
発行タイミング取引完了後取引前または出荷前

Proforma Invoiceの詳しい解説は、Proforma Invoice(プロフォーマインボイス)を作成する方法をご覧ください。

Credit NoteとDebit Note

請求内容に誤りがあった場合や返金が必要な場合に使う書類です。

Credit NoteDebit Note
日本語返金通知書・貸方票追加請求書・借方票
金額の方向請求額を減らす(売り手→買い手に返金)請求額を増やす(買い手に追加請求)
使う場面返品、値引き、請求ミスの訂正追加費用、為替差額の調整

Credit Note / Debit Note の書き方は、Credit Noteの書き方 — 英語の返金・修正請求書ガイドで詳しく解説しています。

まとめ — どれを使えばいい?

やりたいこと使う用語
取引先に代金を請求するInvoice
レストランで勘定を頼むBill
入金後に領収書を発行するReceipt
月次の取引履歴を送るStatement
出荷前に仮の請求書を送るProforma Invoice
請求額を減額するCredit Note
追加費用を請求するDebit Note

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PASELLYでは、請求書(Invoice)と領収書(Receipt)の両方を作成できます。PDFの言語を英語に切り替えれば、書類タイトルと項目名が自動で英語になります。

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