PASELLYの「取引先」とは? ― 顧客情報を一元管理するCRM機能の全体像

「取引先」とは

PASELLYにおける「取引先」とは、自社と取引関係のある企業や個人事業主の情報を一元管理するためのCRM(顧客管理)の中核機能です。

単なる連絡先や名簿管理ではありません。取引先を1件登録するだけで、その顧客に関わるあらゆる業務データ ―― 見積書・請求書などの書類、営業活動の記録、売上データ、問い合わせフォームの回答まで ―― がすべて紐づき、「この顧客と今どういう状態にあるのか」をひと目で把握できるようになります。

取引先に集約される情報

取引先を登録すると、以下の情報がすべて1つの取引先に紐づいて管理されます。

基本情報

取引先の企業プロフィールとして、以下の項目を登録できます。

  • 取引先名(必須)・カナ・敬称(デフォルト:「御中」)
  • 通し番号(自動採番、手動変更も可能)
  • 企業情報:資本金、売上高、従業員数、支店数、期末月
  • メモ(自由記述、最大1,000文字)
  • 画像(ロゴや外観写真)

連絡先・所在地

1つの取引先に対して、複数の連絡先や事業所を登録できます。

  • 事業所(住所):本社・支店など複数登録可能。住所を登録すると自動的に緯度・経度が算出され、取引先マップに反映されます。
  • 電話番号:複数登録可能
  • メールアドレス:複数登録可能。メール送信時のTO/CC/BCCの設定にも利用されます。
  • Webサイト:複数登録可能

分類・整理

取引先を多角的に分類し、検索や分析に活用できます。

  • ステータス:「商談中」「契約済み」「休眠」など、取引先の現在の状態を表すラベルです。組織ごとに自由に作成できます。
  • カテゴリー:「製造業」「小売業」など、取引先の業種や種別で分類します。
  • 流入元:「紹介」「Web問い合わせ」「展示会」など、その取引先との接点がどこから生まれたかを記録します。
  • リスト:任意のグループ分け(タグのように複数付与可能)。「重点顧客」「DM送付先」など、目的に応じた分類に使えます。
  • 担当者:自社メンバーを取引先の担当として割り当てます。複数名のアサインが可能です。

書類

取引先に紐づくビジネス書類を作成・管理できます。取引先詳細画面から直接作成でき、作成済みの書類一覧も確認できます。

  • 見積書
  • 請求書
  • 納品書
  • 発注書
  • 領収書
  • 合算書類(複数書類をまとめた書類)

営業活動の記録

  • 案件・プロジェクト:取引先に紐づく商談や進行中の案件を管理します。
  • 活動:電話・訪問・メールなどの営業活動を日時とコメント付きで記録します。

売上データ・分析

取引先ごとに請求書データから自動で売上が集計されます。

  • 売上レポート:累計売上、今期売上、未入金合計、原価、利益を自動計算
  • 月別サマリー:月単位での売上推移を確認可能
  • ABC分析:売上貢献度に基づくA/B/Cランク付け
  • ポートフォリオ分析:売上と利益率の2軸で取引先を4象限にマッピングし、顧客の質を可視化
  • 離反ステータス:取引頻度に基づき「アクティブ」「警告」「休眠」「取引なし」を自動判定

その他の情報

  • 関連人物・関連企業:取引先の担当者や、親会社・子会社・グループ企業などの関連先を登録できます。
  • 外部アカウント:取引先が利用している外部サービスのアカウント情報を紐づけて管理します。
  • カスタムフィールド:標準項目では足りない場合、組織独自の入力項目を自由に追加できます。
  • フォーム回答:PASELLYの問い合わせフォーム機能から送信された回答が、取引先に自動で紐づきます。
  • お気に入り:よく確認する取引先をお気に入り登録し、素早くアクセスできます。
  • 編集履歴:いつ・誰が取引先情報を更新したかを追跡できます。

取引先を活用する4つの画面

PASELLYでは、目的に応じて4つの画面から取引先情報にアクセスできます。

取引先作成画面

新しい取引先を登録する画面です。1件ずつの手動登録のほか、CSVファイルによる一括インポート(Web版のみ)にも対応しています。

取引先作成画面

取引先一覧画面

取引先一覧画面でできること

  • 検索条件の保存、変更、閲覧:任意の絞り込み条件に名前をつけて保存し、いつでも呼び出しや編集が可能です。
  • 多角的な検索:キーワード(取引先名、カナ、電話番号、メール、住所、メモなどを横断検索)のほか、ステータス、カテゴリー、流入元、リスト、担当者、資本金・売上高・従業員数の範囲指定、書類数(見積書・請求書等の発行件数)、登録日の範囲、お気に入りなど、多様な条件を組み合わせて絞り込めます。
  • 表示する列の編集:一覧に表示する列の追加・削除や並び替えをカスタマイズします。
  • 取引先の削除:不要になった取引先データを削除します。
  • 通し番号の変更:リストの通し番号を採番し直すことができます。
  • 別の取引先情報との結合:重複している取引先データを一つにまとめ、情報を統合します。見積書・請求書などの書類、案件、活動、連絡先、関連企業を個別に選んで統合できます。
  • 取引先のエクスポート:一覧のデータをCSV形式で出力します。
  • 関連機能への遷移:

    取引先作成 / 取引先詳細 / 重複した取引先 / 取引先の編集 / エクスポート履歴 / 取引先マップ / メンバー詳細 / 活動作成・一覧 / 案件・プロジェクトの作成・一覧 / 見積書、請求書、発注書、納品書、領収書、合算書類(各作成および一覧) / 回答リスト

取引先一覧画面

取引先一覧画面の表示方法(Web版)

画面左メニューの「取引先」をクリックし、「全ての取引先」「自分の担当」などの各項目、またはステータスや流入元などの絞り込みメニューを選択すると取引先一覧画面を表示します。

左メニューから一覧表示

取引先一覧画面の表示方法(モバイルアプリ版)

画面下メニューの「取引先」をタップすると取引先一覧を表示します。保存したリストがタブとして表示され、ステータスによるフィルタリングも可能です。

モバイル取引先一覧

取引先マップ画面

対応プラットフォーム

取引先マップはWeb版のみの機能です。

取引先マップ画面でできること

  • 取引先の閲覧:地図上からどの取引先の事業所がどこにあるのか確認できます。住所を登録した取引先は自動的にジオコーディング(緯度・経度の算出)が行われ、マップ上にピンが表示されます。
  • 取引先の検索:取引先名または住所で取引先を検索します。
  • 表示モードの切替:OpenStreetMap(ノーマルモード)とGoogleマップモードの2種類から選択できます。
  • ステータス、カテゴリー等の変更:ステータス、カテゴリー、流入元、リスト、担当者を変更します。
  • 住所の登録:選択した取引先の新規事業所の登録や住所の変更、削除を行います。
  • Webサイトの登録:Webサイトの新規追加や登録URLの変更、削除を行います。
  • 電話番号の登録:電話番号の新規追加や登録番号の変更、削除を行います。
  • 関連機能への遷移:

    取引先作成 / 表示列の編集 / 重複した取引先 / 取引先詳細

取引先マップ画面

取引先マップ画面の表示方法(Web版)

画面左メニューの「取引先」をクリックし、「地図で表示」を選択すると取引先マップ画面を表示します。

左メニューからマップ表示

取引先詳細画面

特定の取引先に関するすべての情報が集約された、確認・編集用の画面です。売上レポート、書類一覧、連絡先、活動履歴、案件、関連企業など、あらゆるデータをひと目で確認できます。

取引先詳細画面

取引先詳細画面の表示方法(Web版)

取引先一覧画面を表示し、一覧の画像または取引先名をクリックすると取引先詳細画面を表示します。

取引先詳細画面の表示方法(モバイルアプリ版)

画面下の「取引先」を選んで取引先一覧画面を表示してから詳細を見たい取引先をタップします。


  モバイル取引先一覧  モバイル取引先詳細